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2015/08/06

絶対悪

今日は広島記念式典です。
一昨年書いたブログをのせます。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



8月というと何を思い出しますか?


8月6日の朝にテレビで写し出される広島の平和宣言と黙祷を観ると
あー、また一年が経ったのだなあとおもうのです。

私が一番最初に原爆について知ったのは小学校の社会科の授業でした。
教科書に載っている写真には原爆を受けて大火傷をおった人々。
原爆症にかかった人々。
思わず目を背けたくなる光景でした



私はそれから原爆について調べようだとか、本を読もうだとか一度も思いませんでした。
でも、この歳になって思うのです。
自分は避けていたのではないかと。
怖いから、過去のことだから、他県のことだから…理由をつけて。
そんなとき図書館で絵で読む広島の原爆という絵本に廻り合いました。
福音館書店。
作者はズッコケ三人組の那須正幹さん。
絵は西村繁男さんです。


この本は広島が原爆を受ける前と当日の様子、復興していく姿、そして現在の様子が描かれています。
テニアン空港から原爆を搭載したエノラゲイが飛び立ち8月6日の朝に広島に原爆を投下するまでを分刻みで書いてあったり、かなりリアルにかかれています。
この絵本は絵本の領域を越えていると思います。
戦争の背景や、核爆弾のしくみを詳しく説明しています。

また、全体的に上の方角から絵が書かれているのでそこまで悲惨さは多くはなくお子さんでも読めると思います。
うちの子供たちももうすぐ授業で習う頃でしょうから一緒に読みました。

1945年8月6日の広島の朝は快晴。
この天気が裏目に出てしまい人類初の爆弾が落とされたのです。
一瞬にして16万人の尊い命が奪われました。(四日以内に亡くなられた方々)
その一時間後には救護に広島市に入市され、二次被爆された方々。
広島が地獄と化してしまってから三日後の9日には今度は長崎に二発目の原爆を落とされたのです。
なぜ、長崎にまで…
この頁では思わず涙がでました。

広島に落とされた爆弾はウラン。長崎にはプルトニウム。違う種類の爆弾を落としたのです。

さらにアメリカはこの戦争の後にも自国内外の病院や、知的障害児の施設で原爆症の人体実験をしていたのです。

絵本を読んでいる間、ずっとなぜ?という言葉が消えませんでした。

なぜ、広島に落としたのか?

なぜ、長崎にまで落としたのか?

なぜ、そのような残虐的なことができたのか?

なぜ、なぜ、、、。

しかし、その理由をどんな言葉を尽くして説明されても納得はできません。

胸に重りをのせられたような鈍痛と、この限りないなぜ?が生まれたことをずっと忘れないでいようと思います。


今年の広島の平和宣言で広島の松井市長は原爆は「絶対悪」だと言われました。
絶対悪~なんとぴったりの言葉でしょう。

被爆をして人生で幸せを感じたことなど一度もないと言われた方。
原爆症や大怪我で身体も心も傷付いてしまった方。
差別や偏見をされ苦しい思いをした方。
戦争孤児になられた方。


私はこの「絵で読む広島の原爆」以外にも二冊の本を読みました。
どうして自分がこんなに原爆について知りたいと思うのだろうか?
今度は自分に疑問を感じたのです。

その答えが広島の子供の平和の祈りを聞いてわかりました。

(以下抜粋)

私たちは原爆のことをもっと知りたいのです。
被爆された方々のお話をもっとききたいのです。
命のバトンを繋げて行きたいのです。
それ以外にも大切なバトンを
繋ぎたいのです。
世界中の人々に幸せになってほしいからです。



セミの鳴く暑い2013年8月6日の朝でした。
子供たちのキラキラした瞳がまぶしかったです。



この絵本を沢山の人に読んでもらいたいです。

いま、福島の原発問題も深刻です。

原発と原爆はイコールではありませんが、被爆をしてしまうことについては同じです。







絵で読む 広島の原爆 (かがくのほん)絵で読む 広島の原爆 (かがくのほん)
(1995/03/31)
那須 正幹

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